みなさん、こんにちは!ぴーこっくです。
気が付けばもう2月も下旬ですね。
最近の子どもたちは、先日のバレンタインでそわそわと、
「〇〇くんにチョコあげたんだ~」「俺、チョコ8個もらった!」など、しっかりチョコレート企業の罠にはまり一喜一憂していました。
のくのくでチョコの受け渡しをする子ども達。
スタッフからは、甘酸っぱい・・うらやましい・・と心の叫びが漏れ出していました。笑
とまあ、日々なにかしらあるのくのく。今日は最近の子どもの様子を一挙公開します!
まずは、最近起こったハプニングから。
何があったかお分かりでしょうか?
これは、電線に引っかかった凧を電力会社の方に取っていただき、まじかで見るクレーン車に感動している子どもたちの様子です。
「電線に引っかかったままだとどうなるの?」「もう凧揚げできないの?」「紐を手にぐるぐる巻けば大丈夫かな?」と、クレーン車の出動に驚きつつもどうしたら引っかからずに遊べるかを考えていました。
こちらはプレイマットを使用した手作りキャタピラ。
枚数を変えて長さを変えたり幅を広げたりと自由に作成し、競争しています。
必殺技はでんぐり返りで、これが普通に進むより取っても速いのです!(スタッフがやると体がバキバキになります)
遊びの定番、レゴブロック。だんだんクオリティが上がり、こんな立派な家に。小学1年生の子が制作しました。
こちらは外遊びの様子です。手前では七輪で石や木を焼いており、左側では縄跳び、右奥では竹馬をしています。
現在、土曜日の1時間ほどだけ外遊びも実施しており、こどもたちは中でできないような思いっきり体を動かす遊びを通して日頃のストレスを発散させています。
来年度からはこの場所を本格的に整備してプレーパークを作る予定にしており、こどもたちとどんな遊具を作るか、何が必要かを遊びながら考えています。
そんな中、ある日スタッフから子ども達に「のくのく、たくさんお金かかるんだけど、お金あんまりないんだよね。だから、絵の具や粘土あまり使えないんだけど、どうしたらいいかな?」と聞いてみました。
すると、「え、のくのくなくなるの?!」「絶対いや!お金集めよう!!!」という沢山の声が。
すぐに数人の子が募金箱を作成し始めました。
Aちゃん「なんて言ったら募金集まるかな?」
スタッフ「なんでのくのくが無くなってほしくないの?」
A「遊ぶ場所がなくなるし、のくのくで学んだこといっぱいあるから!」
「不器用だったけど、工作できるようになったし、ピアノも弾けるようになったし、友達も増えたし・・」
ス「じゃあ、そのことかいたらいいんじゃない?」
と、Aちゃんの思いを聞きながら制作した募金箱。
「あそびながら学べるみんなのあそびば」
ここは、子どもたちにとってそういう場所になっているんだなあと、改めて自分たちの活動の意味を教えてもらいました。
現在、のくのくハウスの玄関に設置しており、遊びに来た子どもたち自身が「募金してあげるよ」と少しずつ溜まっています。
先日、スタッフが貯めていた大量の1円募金を寄付してくれ、子どもたちは大喜び!
「こんなにくれるなんて本当にありがたいね。」「これでのくのく買えるんじゃない?やったね!」と話しながら一生懸命もらったお金を集計していました。
数えている途中、「こんなにもらったんだからお礼しないと!手紙を書こう!あと、マッサージ券もつけよう!」と、早速制作。
手紙には「本日はたくさんの募金を頂き本当にありがとうございます。このお金はのくのくのリフォームに使います。私はマッサージが得意なのでマッサージ券もつけます。これからもご協力よろしく願いします。」と、書いてありました。
出来たら、事務所にいるスタッフまで届けに行きました。
少し照れながら「ありがとう」と伝えた子ども。これまでの子どもたちの背景(試し行動など)を思い出しつつ、その場にいたスタッフ全員が感動していました。
日々、子どもたちの様子が変わる中で、子どもの本当の思いや心の中の変化はなかなか知ることができませんが、ふとした時の表情や言葉からみえてくるものがたくさんあります。
どうにかして、この場所を継続していかなければと改めて決意する今日この頃です。
にじいろクレヨンでは「YAHOOネット基金」https://donation.yahoo.co.jp/detail/5104001/にて、のくのくプレーパークのための募金を募っています。
2月末まで実施しておりますので、みなさまぜひご支援、ご協力をお願い申し上げます。
以上、最近ののくのくハウス一挙公開でした!