みなさま、おはようございます、こんにちは、こんばんは!
にじいろスタッフなっつです。
昨日に引き続き、活動報告をさせていただきます。
「また、なっつかよぉ~」と思った方も、そうでない方も。
ごゆるりとお付き合いくださいませ~~。
本日は「新立野第1復興公営住宅」での活動報告です。
今年の1月から月1、4月からは月2で行なっている復興公営住宅での活動「お茶のこさいさい」。
「地域で子どもを見守るコミュニティ作り」をゴールに、5年のスパンで行なっています。
対象は子どもたちはもちろん、地域住民の方も含め0~120歳の方までどうぞ!という「誰でも来てくださいね」というスタンスです。
復興公営住宅での活動では、これまで仮設住宅でも行ってきた「子どものあそび場・居場所」に加え、「アートコーナー」、「お茶っこコーナー」を設けています。
本日のアートコーナーは、モビール制作です。
講師でお招きしている佐々木先生がご用意してくださいました☆
子どもも大人も夢中になって制作しています。
不思議と集中するとさっきまで弾んでいたおしゃべりが、しーーーーーんとなったり、
「ここどうやんだべ」という一言からまたお話が始まったり。
手を動かしながら、あーでもないこーでもないと楽しくお話ししていました。
お茶のみコーナーでは、おちゃっことお菓子をつまみながら、近況だったり、震災前に住んでいた場所の話をしたり、様々です。
様々な地域からお引越しされた方が住んでいる復興公営住宅。
仮設住宅へ移った際も起きていた、”顔の見えないご近所さん”現象が復興公営住宅でもまた起きています。
新たなコミュニティを作り始めている今、にじいろクレヨンの活動を通じて友達になったり、違う日にお互いの家を行き来したりしているという話を時々伺います。
少しずつ子どもも大人も”顔の見えるご近所さん”が増えていくと良いですね。
そしてそして、子どものあそび場スペースでは一人一人やりたいことを見つけて、思い思いに遊んでいます。
こちらではお茶会用の紙コップホルダーを使ってボーリング☆
こちらでは百人一首。
こちらではお絵かき。
みんな楽しそうです。
活動時間が10:30~15:00のお茶のこさいさいでは、お昼になると子どもも大人も家に帰られて、午後からはとっても静か・・という日が多く見られました。
せっかくだから一緒にご飯とか作って食べれたらいいよね~という前回の振り返りを生かし、今回からお試しでやってみることにしました。
お昼ご飯は、やきそば!
「今日焼きそば作って食べるんですけど、もし良かったらどうですか~?みんなで割り勘なんですが・・・」
とお声がけをすると
「お、いいね。」なんて切ったり、いためたり、子どもたちと一緒にサササッと作ってくださいました☆
子どもたちも知らないおばあさん・おじいさんに緊張気味でしたが、徐々に慣れてきているようでした。
みなさんで一緒に食べる焼きそばの美味しいこと美味しいこと。
ある住民さんが食べながらひとこと。
「うちに帰ると一人でなーんにも面白いことないけど、みんなで食べるといいっちゃねー」
お話ししながら焼きそばを食べ、片づけも一緒にして、一息ついたころには子どもと住民さんで折り紙や切り絵をしていました。
同じ釜の飯を食べて、すっかり仲良しになっている様子。
同じ釜の飯を食うとは、生活を共にしたり、同じ職場で働いたりして、苦楽を分かち合った親しい間柄のたとえ。(辞書より)
この日の子どもと大人はまさにこんな感じなのでした~~。
この日の参加者は子ども・大人ともに多くはありませんでしたが、穏やかで笑顔の溢れる1日でした。
ゆっくりと、焦らず、地域で子どもを見守るコミュニティをこれからも一緒に作っていきたいと思います☆