~おんちゃん報告~
誠に個人的なお話です。
私は、去年から牡鹿中学校というところで美術の非常勤講師をしていました。
牡鹿半島は震災で大きな被害があった地区です。
浜ごとに漁師まちの点在する地域です。
震災当時、学校で私が関わった子供たち自身は幸い全員無事でしたが、
ご家族を亡くされた方は大勢いらっしゃるようです。
その牡鹿半島の小渕浜というところで、震災によりしし舞が流された、
復元して欲しいというお話をいただきました。
ご縁なのかなんなのか、出来れば地元の人間にやってほしい、
地元の芸術家? 美術家? といえば柴田だろうってことになったようです。
そんなわけでご指名をいただき、
ただいま石巻の被災した街中の一角の石巻工房って場所をお借りして、
制作場所に使わせていただいております。
制作は夜中です、ちょー集中して楽しーくやってます。
正直言ってしし舞など作ったことなどなく、自分流でやらせてもらっています。
手順は発泡スチロールをカッターで削り土台を作り、そして粘土で完成予定模型を作ります。
それを小渕浜の地元の方にみてもらい、元のシシガシラの特徴を教えていただき、
微調整して模型を完成させます。
それが出来たら、木を彫って原形を作ります。
あとは漆の作家さんに引き渡し、漆を塗ってもらいます。
最後は大工さんにも手伝って貰って、完成になるかと。
お疲れ様です
獅子頭、すごいです。こうやって製作していくんですね。
地元の伝統的なものが流されてしまって残念ですが、復活する事によって、たくさんの人達が励まされると思います。まして製作に携われるとはこんな事でもなければめったにできないことですよね。お忙しくて大変かと思いますが、地元の方々の思いを形にしていって欲しいです。おんちゃん師匠さんならできると思います。頑張ってください
最後の写真、いい写真です。神社なのかな。あのような風景、いつまでも続いて欲しいと思います。全然知らない私がこんな事を言うのもなんですが、きっとお祭りかなんかもあるのでしょうね。この獅子頭で復活して欲しいと願います。
きっと浜の伝統あるお祭りに活躍していた獅子頭なのでしょうね、 その復元におんちゃん師匠さんが携われるのも きっとそうなることが決まっていたのでしょう。 流されてしまったことは残念ですが、これから先ずーっと 師匠さんの作った獅子頭が 浜のみなさんに元気を与えることになりますね。 これは素晴らしいことです、どうぞ立派な獅子頭作って下さい。 柴田先生におかれましても 何か新たな境地が開かれていくのではないでしょうか。 彫刻とか伝統芸術とか、今まで以上に何か深まっていくような気がします^^。
下の写真はその小渕浜でしょうか、 太鼓が見えてますね、 獅子頭が出来上がって、 大太鼓がなって 浜に早く元気が戻ってほしいです^^。
獅子頭の復元…とっても素晴らしいですね[E:delicious][E:shine]製作がんばってください[E:rock][E:sun]製作報告楽しみにしています[E:confident][E:heart01]
22日から、なぜか名前がない状態でコメントしてしまい,失礼しました。
嬉しいです。
『制作は夜中です、ちょー集中して楽しーくやってます。』
『やったことがないので手探りですが、すごく楽しいです。』
この2行がおんちゃんししょう、柴田先生から聞けて本当に嬉しいです。
柴田先生の作品が生まれ、しかも地域の方に愛されながらこれから受け継がれていくなんて、素晴らしい出来事だと思います。
僕も楽しみにしています。
ぜひ制作報告を御願い致します。
さすがです(^_^)v
かっこいいシシガシラ期待して楽しみにしています(^◇^)
夜中制作とのことですが、事故などに遭われぬように気をつけて下さい。