~よっぱ報告~
2012年12月26日(水)向陽町仮設団地
クリスマスが終わり、震災後2回目の冬休みがやってきた
子どもたち。
普段の学校帰りとはまたちょっと違った雰囲気で、
おのおのポータブルゲームのDSやPSPを手に車座になって、
対戦やら何やら画面の中で盛り上がっている様子。
うーん、さすが現代っ子!
東京の子も石巻の子も変わらないなぁ、と横目に見つつ、
机の上にジェンガを積み上げ、かるたを並べ、
ロールキーボードを広げ、キヨくんと一緒にしょうまくんが
唄い始めたカラオケに併せてメロディを奏でてみると、
それとなく近づいてきては鍵盤を押してみたり、
かるたの絵柄を見ては「あ、これ知ってる。○○だよ!」と
教えてくれたり。
ジェンガの対戦が始まったり。
始めのきっかけさえ用意すれば、色々な遊び方が子どもたち
自身から自然と生まれてきました。学校ではないので、
ポータブルゲームも子どもたちを繋ぐ遊びのツールの
ひとつと捉えていますが、それだけに留まらず、
色々な遊びの選択肢がある場所としてにじいろクレヨンの
時間を共有していきたいなと思っています。
今日は久々にあいちゃん登場で校庭にも遊びにいくことが
でき、雪もちらつく寒空の下、汗だくになるまでサッカーを
満喫してきた後で、集会室に戻ってきたゆうこちゃんが
キーボードで校歌を奏で始めると、「あ、知ってる知ってる!」
「なーにその曲?」と自然と他の子も集まってきました。
学年は同じでも、被災前に通っていた学校などに
通い続けている子もいるので、必ずしも同じ学校とは
限らないのですが、こうしたちょっとした関わり合いの中で
お互いの文化をわかちあうことも、
大切な時間なのかもしれません。
年内の向陽町の活動は本日まで。
次回は1月9日(水)の予定です。
ひとりひとりに、希望ある年明けが訪れますように。
本日のボランティア参加者は、あいちゃん、キヨくん、
ぽんちゃん、レオくん、おんちゃんししょう、よっぱでした。
確かにゲーム機もフツーに『ある』ものになったのかもしれませんね。あまりのめり込まないで、カルタやジェンガと同じ遊びの「ツール」の一つとして、子供たちにも使ってほしいですよね。
という心配もあまりいらないような、汗だく校庭サッカーチーム!久々のあいちゃんとの時間を楽しめただろうなぁ。
歌やメロディって、普通の記憶と違った作用があるような気がしてます。脳じゃなくて、心に記憶されるような感じでしょうか。
あいちゃん、キヨくんさん、ぽんちゃんさん、レオくんさん、おんちゃんししょう、よっぱさん、今日もありがとうございます。