ぶーちゃん報告
おんちゃんししょうのいとこの勝子さんのご縁で、秋田県男鹿市船川第一小学校で講演をさせていただきました。
最初は5年生の3時間目の授業におじゃましました。
まず始めにおんちゃんが自己紹介をして、「備えあれば憂(うれ)いなし」と黒板に書きました。
男鹿市でも昭和14年の男鹿地震や、昭和58年の日本海中部地震で大きな被害があり、また3年前の東日本大震災でも地震→停電が起きていたそうです。そういった歴史背景もあり、子どもたちの、防災について学びたい!という意欲の高さが感じられました。
「もし地震が起きて、3日間電気もガスも水道も止まりました。学校で避難することになったら、何を事前に備えて起きたいですか?」という質問に対して、リストを見ながら班ごとで話し合ってもらいました。
正解は決まってなくて、考えることが大切なのだということを理解してもらえたようです。
その後は身の回りの物でできる「タンカ作り」のワークショップを行いました。
Tシャツ3枚と物干し竿2本でできるタンカにみんな興味津々!
午後からは体育館に場所を移し、全校生徒、先生、保護者の方に集まっていただいて「いろいろ役立つ防災術」の講演を行いました。
非常持ち出しリスト作りや、震災直後一週間の避難所での食事の話、トイレがないときの紙オムツの活用法
など、実演をまじえてお話しました。
そして5年生にはタンカ作りの成果発表をしてもらいました。
最後に質問コーナーの時間があったのですが、その質問の内容の深さにびっくり。
小学校1年生の生徒たちが「津波の後の水はどこへいったのか」「避難所で子どもが遊んでいるとき大人は何をしてたのか」など、たくさんの人がいる中で堂々と質問する姿に、学力調査全国1位秋田県の教育の質の高さを感じたのでした。
悪い子のとこにはなまはげが来ちゃうからみんな真面目に勉強するのかなぁ(笑)