子ども支援の立場から、おんちゃんししょうのつぶやき

被災児童支援の5年の経験から言えることは、子どもたちの不安を解消するには大人たちがまず安心していなければならない、ということです。

特に被災のひどかった地域での、避難所生活や、今後予想される仮設住宅での生活、そしてその後には復興公営住宅あるいは集団防災移転、その都度その都度、我慢を強いられたり、先行きの不安を大人たちは感じていくことでしょう。

 

不安だけでなく、やるせない思いや、どこにもぶつけようのない不満も感じることでしょう。

そのとき、きっと子どもたちは大人たちを気遣い、自分たちの不安や不満を言葉にせず、感情を押しとどめて、過ごすことになります。

 

思っている以上に子どもたちは見ています、感じています、気を遣っています。

ですから、大切なことはできるだけ早く大人たちが安定した心持でいられるようになることです。

 

 

行政は、市民に対して出来るだけ早く先の見通しを示す事が求められると思います。また、市民は自分たちの手で安心できる場や安心できるコミュニティを作っていって欲しいと思います。

大人たちが安定した心を取り戻して初めて、子どもたちに目を向け子どもたちの声に耳を傾けることができるのだと思います。

そうして、子どもたちの不安や寂しさ、つらさや悲しさを受け止めてくれる大人(保護者だけでなく、周りにいるたくさんの大人たち)が、たくさん増えることを願っています。

日々のあれこれ

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