こんにちは、ピーコックです!
みなさん、GWはいかがお過ごしですか?
今日はこどもの日ですね!2015年5月5日、555!
GO GO GO!何だかいいことありそう!
さて、そんな今日は仙台の仙台国際センターで開催された、
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンさん主催の
「第6回東北子どもまちづくりサミット~ぼくらが叶える夢のまち~」
というイベントに参加しました。
にじいろクレヨンからの参加者は、おんちゃんししょー、なるみん、ぴーこっくです。
このサミットは、岩手県陸前高田市・岩手県山田町・宮城県石巻市にある「子どもまちづくりクラブ」の子どもたちがこれまでの活動を報告し、大人と意見交換するというものです。
子どもまちづくりクラブとは?
「自分たちのまちのために何かしたい!」
という強い思いを持つ子どもたちによる社会の子ども参加を主体とした活動です。
陸前高田市・山田町・石巻市の3つの地域で、小学5年生~高校生の子どもたちが定期的に集まって、地域の復興に向け図書館の再建や交流センターの立ち上げ、商店街のマップ作りなど様々な活動をしています。
サミットには、復興庁の方や各地域の行政の方々、全国各地から集まった教育関係者、NPO・NGOの方々、親御さん、ボランティアさんなど多くの方が参加されていました。
子どもサミットなのに大人の方が多い。笑
でも、それだけ大人が子どもに関心を持っているということですね!
子ども参加が主体なだけに受付や司会なども子どもたちが行っているのが印象的でした。
午前の部では、3つのクラブのそれぞれの活動報告と、今年の3月に仙台で行われた国連防災世界会議に関する発表
午後の部では、最初にちょっとしたアイスブレイクと未成年の主張で盛り上がった後、6人ずつくらいのグループに分かれてワールドカフェ方式のWSがありました。
今回の研修を通して印象的だった部分は2つ。
1つめは、子どもたちの活動をつくるのは子どもたち自身。
しかし、まずそれができる環境設定を大人が作らなければならないということ。
活動に参加している子どもたち自身がとてもイキイキとたくましく発表を行う姿から、心の底から楽しく活動しているという事と、自分たちのまちを自分たちで作っていきたい!という強い思いが伝わってきました。
普段、子どもたちが積極的に意見を言わなかったり活動しなかったりするのは、言わないではなく、できない環境にあるのだという事。
そして、子どもたちの意見や活動を聞くだけではなく、実際にもっと言えたり活動できたりする環境を大人が作らなければならないのだと思いました。
自分たちの意見がきちんと聞いてもらえて、たくさんの大人と関わりながら実現していくという過程は子どもたちの今後の人生で大きな自信になるだろうと感じ、にじいろクレヨンでも今後、子どもたちの思いや夢をどのように形にしながら変化していけるかなあとわくわくしました。
2つめは、それぞれの地域や団体だけで活動するのではなく、他の地域や団体、行政などと繋がりながら発信していくことが重要だということ。
昔、某バラエティ番組で流行った「未成年の主張」というコーナーを知っていますか?
今回、そのコーナーの様に、まちづくりクラブの子どもたちが普段なかなか言えない大人たちへの意見を会場にいる全員の前で叫んでくれました。
「もっと授業や学校でまちづくりに関する活動をしたい」
「行政も一緒に活動したい」
「復興のための活動をもっと知ってほしい、発信したい」
というという教育関係者、町の行政や国に対しての意見がありました。
また、身近な家族や大人に対して
「子どもの活動を制限しないで!もっと私たちの意見を聞いて!」
とうったえる声もありました。
これらの意見に対して参加していた、復興庁の方や自治体関係者、教育委員会関係者、子どもたちの保護者がそれらの意見に対して子どもたちに応えていました。
子どもたちの意見を形にしていく時、発信する時に、自分たちだけでやるよりも多くの人と関わりながら行うことで、よりはやく、楽しく、大きく変わっていけるのだと感じました。
4月から始まった児童館事業「のくのくハウス」では、子どもたちが主体的に作っていく児童館にしていく予定です。
今日学んだことをいかして、これまでの出会いと今日の出会いと今後の出会いのすべてを大切に、地域の人と子どもたちと、多くの方と繋がりながら、ステキな場所に、活動になるよう、今後も活動していきたいです。