助っ人登場!


助っ人の、のりぴーさんがやってきました。

以下、のりぴーの感想です☆
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6日、のりぴー、石巻入り。
超重いスーツケースを持って山口県から登場。
石巻こども避難所クラブの立ち上げ支援に参りました。

仙台駅の待ち合わせで、ボランティア希望のインターナショナルスクールの方と合流し、
代表の画廊によって、ボランティアの学生団体のリーダーさんと合流。
着いた途端、次々と同行者が増えつつ、石巻へ。

さらに、学生団体さんの仲間も集まり、10名くらいに。
避難所から仮設住宅に被災者のみなさまが続々と移っている時期なので
新たな活動場所として、仮設住宅を突撃訪問。

子どもを見つけると、すぐに声をかけて行くボランティア。
一緒に遊び出すと、次第に子どもたちがわらわらと増えてき出し、
あっという間に仮設住宅区域のわずかなスペースが遊び場に変身。

中には、「あっ!にじいろクレヨンなの?知ってる!来てくれたの!」
と、どこで聞いたかこの活動を知ってくれている子どもたちから歓迎の声も。

代表は、そんなボランティアと遊ぶ子どもたちの姿を見ながら、
いつの間にか、大人の声にも耳を傾けていました。
仮設住宅の入居者の中には、日常生活に対する不満がたまってきている方もいるそう。
環境の変化に応じて、欲求の段階が徐々に変質しているのだと思います。
おそらく、今後必要とされるケアの内容にも、変化が求められざるをえないでしょう。

その後、その場を学生団体さんに任せて、代表とインターナショナルスクールの方と移動。
スクールの先生が、代表に会えれば・・・と、石巻に向かっていると言います。
すぐに段取りをつけ、なんとか合流できるように調整。
なんでも、毎日こんな感じで取材やボランティアさんの受入れをしているんだとか。

スクールの先生は、日本語の話せない方で、間に日本語担当の先生が通訳として入ります。
避難所の活動場所に移動後、
活動に参加している被災者の子どもさんにヒアリングをしたいということでしたが
だんだん、ナイーブな話題も入ってきたりして・・・。
質問する方は、あまり気づかなくても、子どもさんにとってはつらい話の事もあります。
そんな時は、代表がすぐに制して、質問の内容に気をつけるようおっしゃいます。
ボランティアさんは、被災者の方の生の声が聞きたいもの。
でも、それが、時に被災者の心を傷つける事もあります。
写真も、資料だからと、見世物のように撮影されては、
被災者神経を逆なですることに繋がってしまうことだってあります。

改めて、被災者とボランティアをつなぐ中間支援の役割を見た気がしました。

東日本大震災は、歴史に残る時代の節目になるかもしれません。
価値観が様変わりする過渡期に、状況や事情の変化に応じて
多彩に対応し、成長する、石巻こども避難所クラブのような活動は、
オペレーティングの面から見ると、粗削りな試行の繰り返しと
共感する人々の持ち寄りの融合を、機動力と繊細さで柔軟にカバーし
形にするという、決して容易ではない一面を持っています。

それだけに、やりがいのある活動です。
行く先々でこの活動を待ち、子どもたちの思いっきりの笑顔が本当に印象的です。

この活動がサステイナブルに続くよう、私自身も下支えの一助となれれば幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。



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