いつの時代でも折り紙は人気者ですね。
小さな手で器用に折っていきます。
今日は午前中、石高・門中・蛇小
午後、渡小・万中・蛇中で活動しました。
写真は蛇小と蛇中の様子。
蛇のおもちゃですか。
なぜ小学生はは虫類に心を奪われるのでしょう?
色々な遊び道具がありますね。
種類が多すぎて集中して遊べない?
さて、震災から一ヶ月がたちました。
避難所での生活も一ヶ月です。
避難所で活動をしていく中で、最近あることに気がつくようになりました。
たくさんの、しかし偏った食べ物、飲み物、お菓子。
あふれる玩具、外へ出ればイベント。
非日常という事態。
これはこどもに限ったことではありませんが、
毎日が夏休みのようで、でもそれを管理するものがない。
いわゆる震災ぶとりの状態。
食べ物があればあっただけ食べてしまうのが人間だと思います。
おもちゃもそうで無制限に与えてしまえば偏った遊びになってしまう。
ずっとテレビゲームしてるとか。
それでも遊んでくれるだけまだ良いとは思いますが、
とはいえ避難所も次の段階に来ているのかなと感じます。
避難所によって格差があります。
食べ物やおもちゃなどの支援物資を上手に
管理して運営している避難所もあれば、
あればあっただけ配ってしまう所も。
それ以前に食料もたくさんあって朝昼晩と三度配給できる所、
いまだに朝晩の二回の配給しかできない所など、
避難所自体への物資の支援にも差があります。
避難所としても緊急避難場所から生活する場所へ、
そしておとなもこどもも避難生活者として、
ある程度の管理・方向付けが必要な段階に来ているのかなあ、と思います。
避難所に一人でもそういったことをコーディネート出来るひとがいれば良いのですが、
実状はなかなかうまくいっていないようです。
ましてやこどもたちは良くも悪くも流されやすいわけで、
上手に導いてくれるおとなが必要なのだと思います
非日常として許されても、長く続けばそれが日常となります。
これからも避難所で生きて生活していく以上、
その日常がどういうことかを考えねばなりません。
最後に誤解のないよう伝えておきますが、避難所は、すべて環境が違います。
私のまわっている避難所だけでもまだ水の出ないところもあります。
私のまわっていない避難所では電気もないところもたくさんあり、
物資があまりないところもまだまだあります。
そういうところでは、また段階も違うのだと思います。
今日は以前お絵描き教室で手伝ってくれていた、
ちか先生の地元の東松島市にある
大塩市民センターへ打ち合わせに行きました。
非日常と日常…とても難しいことだと感じました。
遊ぶことについては,私も活動に参加して感じました。
ゲームや遊びをできることは精神的なケアとしてとても素敵だと思います。でもずっとずっとそれだけになっては夏休みみたい…本当にその通りだと感じました…
考えなければならない難しいことがたくさんあるかと思いますが,遠くから応援しています。お体にお気をつけて。
また週末に宜しくお願いします!