みなさま、お久しぶりでございます。
久しぶりに剣道でまじめに素振りをしすぎて筋肉痛のぶーちゃんです。
世の中は桜、桜で浮かれておりますが、お絵描き教室ゴコッカンはあえての「よもぎ」で攻めたいと思います。
ふだん土曜日にお借りしている会場が4月、5月と借りられないため、その間は期間限定「のくのくハウス」での教室開催となります。
いつもと違う場所でのレッスンで、なんとなくみんな緊張したおももち・・・
そんな中「私が村長である」と突然宣言する5年生があらわれ、自称村長を筆頭に全員でよもぎハンティングにでかけました。
ゴコッカン卒業生であり、現在は指導者である「ぐらちゃん」は野草つかいの達人。
ぐらちゃんが実際のよもぎを見せながら、特徴を説明してくれました。
みんなばっちりよもぎを見極めることができるようになりました。
石をひっくりかえして地中の生き物探しを始める男子があらわれるのも、散歩あるあるですね。
お部屋に戻って、収穫したよもぎを回収。
いっぱいのよもぎに、みなさま満足げなご様子。
よもぎをお湯でゆがきます。
このときのポイントは重曹を入れること。
深いみどり色から鮮やかなみどり色に変化する様子に子どもたちも驚いていました。
よもぎ以外に、つくしを取ってきた子たち。
すりばちで水と合わせながらすっていきます。
最終的にこのつくし汁にいろんなもの(よもぎ汁、お酢、絵の具など)をブレンドして、ものすご~くくさーい毒薬ができあがりました。
野に咲いていた水仙を摘んできて、おんちゃんししょう手作りの花びんにいけました。
(もちろん金華焼!)
それをモチーフによもぎ絵の具でデッサンしている子も。
なんとも風流ですね。
毎度おなじみ調理の時間。
すりばちですったよもぎペーストをレンジでチンした切り餅に混ぜて、きなこをまぶして・・・
風味ゆたかなよもぎ餅のできあがり。
(食べるのに夢中で、撮影を忘れてしまいました。。。)
さらに、子どもたちが帰ったあと。
残ったよもぎをあったかいお湯といっしょにバケツにいれて、足湯に。
完全燃焼したスタッフはよもぎの足湯で疲れを癒したのでした。
文字通り、あますところなくよもぎを堪能いたしました。
むかしむかし、おばあちゃんが
「転んで血が出たら、よもぎをよくもんで、つばといっしょにつけとけばなおる!」
遠い日の記憶がよみがえってみたり・・・
お金をかけずとも、知恵と工夫でとても豊かな時間がすごせる。
そんな体験を子どもたちといっしょにできてとても幸せです。
次回のゴコッカンブログもお楽しみに!