みなさま、おはようございます、こんにちは、こんばんは!
にじいろスタッフなっつです。
久しぶりにこのフレーズを使いました(笑)最近はひろばのブログにて登場していたので名前ではなく、チーム名での登場でした。
今日は新立野プレーパークの日です。いいお天気。
最近肌寒い日が続いていましたが(ええ、もうすぐ7月なのに・・・)今日はいい気持ち。
天気の良い日は、ちびっこからずんちゃんばんちゃんまで外にではっています。
↑この文、石巻弁をミックスしているのですがお気づきでしたか?
ずんちゃん・ばんちゃん(正しくはばんつぁん(笑))は、おじいちゃん・おばあちゃんのこと。
ではっている、というのは外に出ているということ。
最近やっとこさで使えるように・聞き取れるようになってきました^^
そんなではっている皆さんが、「なにやっているのかな~?」と覗いてくれます。
特に知り合いのばんつぁんを見かけると「あんた~ではってございん!」と声をかけあっています。復興公営住宅に引っ越してきて長い人で2年以上。少しずつ顔見知りのご近所さんが増えてきているように感じます。
顔見知りが増えてきたのは大人だけではありません。
「ちょっとこれ乗って挨拶いこう~!」と子ども達からベンチでおしゃべりしているおばあさんたちに挨拶に行こうと誘ってくれるのです。
ガラガラ荷台を押しながら、おばあさんたちの元へ。
「こんにちは~~~!」と声をかけると、「あ、あんたこないだの子だねぇ」とどうやら顔見知りの様子。話を聞くと、公園で会った時に子どもから挨拶をしてくれたそうでその時のことを覚えていたようです。
「この辺の子どもっこなんて知らないけど、挨拶してくれてうんと嬉しかったんだぁ~」とニコニコなおばあさん。
あそび場を通じてにじいろクレヨンがつながっていた大人と子どもが知らないうちにつながっている様子を見てビックリでしたが、この場所で居場所づくりをやっている成果がでてきたなあと嬉しく思いました。
と、いうのも復興公営住宅は未だご近所づきあいがない場所も多く、ましてや周りに立っている戸建てにお住いの皆さんとの交流や町内会などもこれから発足していく段階です。
そのため家に引きこもってしまう独居高齢者や子どもが多く存在するということをよく聞きます。また、復興イベントなども減り集まるきっかけもなくなってきたため交流も薄いのが現状です。
そんな中での今日の出来事。しかも顔見知りになっていた子どもや大人はそれぞれ復興公営住宅、戸建て、元々住んでいた住民、年齢は5~82歳までと幅広い年齢層です。笑
これから過ごしていくそれぞれの新しい地域。少しずつ顔見知りがお互い増えてくといいのかなぁと思ったのでした。
そしてやっぱり子どもの存在ってすごい。
「津波でぜ~んぶ流されて」「〇〇の対応がうんとひどくて」といった話題がいっぱいでも、子どもたちが挨拶をしたりトコトコ目の前を歩くだけでも「かわいいねぇ」「おらのあれくれぇんときは、メダカばっかり捕まえてたなぁ」「おらほんとこではマムシがでたど」と、どんどんニコニコ笑顔に。顔色もすごく良くなっていくのです。
震災のこと、日々の生活での愚痴、もちろんたくさん喋って発散も必要です。
でも、子どものパワーはそれを勝るチカラを持っているなぁと感じた瞬間でした☆