子どもサミット第2回目開催!


みなさま、おはようございます、こんにちは、こんばんは!

にじいろスタッフなつきちですー(・ェ・)♪

さてさて、皆様は子どもサミットを覚えていらっしゃいますでしょうか?

子どもたちの声を引き出すこの子どもサミット。今回で2回目の開催になります。

前回は子どもは2名の参加、そして主に大人が進行を進めるといった形でした。
しかし!今回は一味も二味も違います。

と、いうのも「準備不足」という言葉が前回の反省会であり、事前準備に今回は力をいれました。

まずは準備作業の洗い出し、担当者決め、締切などなどを見える化し、そしてそして「子ども委員会」を設けました!

さて、その「子ども実行委員会」ってなんでしょうか?

この子どもサミット、あくまで大人ではなく子どもが主役です。

そのために子どもたちが何に関して話し合いたいのか、何をしたいのか、などなどを子どもたちで話し合って、子どもたちで当日の進行をしてもらえるとよいのではないか?ということで委員会を立ち上げてもらいました。

委員会の子どもリーダーが決まり、普段の活動の中でスタッフのなるみんを中心にサミットについて話し合いをしてきました。

そこで決まったことを中心に子どもサミットが向陽コミュニティーセンターにて開催されました。

はじめの言葉をブツブツと練習する司会担当の子ども、プログラムを書く子ども、などなど子どもが中心となってサミットの準備をしていきます。

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プログラムは以下の通り。

1.はじめのことば
2.子ども委員会委員長挨拶
3.子ども委員会メンバー紹介
4.ゲーム
5.ワークショップスタート
6.子ども委員会委員長挨拶
7.おわりに
8.記念撮影

挨拶、メンバー紹介、アイスブレイクのゲームの後、なつきちチームとなるみんチームのグループに分かれて話し合います。

前回に引き続きファシリテーターは、にしもんさんです。

そして今回の質問はこちら。

(1)あなたは石巻市の市長です。1億円あったら子どもたちのために何をしますか?

(2)嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、イライラしたことを挙げてみよう。

(3)みんなが幸せになるために自分が出来ることは何だと思いますか?

でした。

 

(1)の質問では「大乱闘をする!!!」「戦いをする!!!」とゲームの世界のような意見が初めはでていたものの、

「病気の人のお金をタダにする」

「栄養のあるものをあげる」

「テーマパークをつくる」

「ゲームを一人ずつにあげる」

「クリスマスプレゼントを増やす」

などなど少しずつさまざまな意見がでてきました。

続いて、(2)の質問。

ここでは圧倒的に楽しかったこと、嬉しかったことの意見が多く出ました。

「サッカーでPKを決めたとき」

「ゲームで勝ったとき」

「ケーキを3日連続で食べたとき」などなど。

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印象的だったのは、

「ムラさんに卓球で勝ったとき!!!」

「なつきちにタライごと水をぶっかけたとき!!!」

「にじいろクレヨンがあったとき!!!」

など、にじいろクレヨンでの活動であったことが沢山でていたことです。

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また、逆に「イライラしたこと」「悲しかったこと」では

「友達がいじめられているのに助けれなかった」

「友だちとケンカしたとき」

「テスト99点とったとき」

などなど日頃の子どもたちの生活の様子が少し見られたような気がしました。

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そして最後の質問の(3)では、

「お金をかせぐ」

「お母さんやお父さんにありがとうという」

「あいさつをする」

「かぞくになんか買う」

「けいさつをたくさんふやす」

「せんそうをとめる」

など、「今の自分」と「将来の自分」も見据えて自分に何が出来るかを考えてくれました。

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3つの質問について話し合った後、それぞれのグループごとに発表をしました。

 

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こうして子どもサミット第2回が無事に終了しました。

今回のサミットを通じて、子どもたちの責任の強さをものすご~く感じました。

と、いうのも準備の段階から自分たちで考えてきたことをスタッフに伝えてくれたり、友達に声をかけてくれたりは勿論、当日のそれぞれの役割をきちんと果たす姿はとても立派でした。

子ども委員会ではない子どもも自分の意見をしっかり発言したり、にしもんが話す時に「静かにして!」と声をかけたりと、それぞれがサミットに参加するという姿勢がみられました。

また、にじいろクレヨンの活動やそれにかかわる大人の存在が子どもたちの生活の一部になっていることが感じられとても嬉しく思いました。

こんなに子どもたちが真剣になって、興味を持ってくれたのも事前の子どもへのアプローチやミーティングを何度も重ねたきたことを始め、にじいろクレヨンを取り巻くボランティアさんや地域の方々といった人のつながりがあってこそだと思います。

今後も子どもたちの「声」を引き出し、それを「尊重」し「現実」に変えていけるようにしていきたいですね。

 

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今回の参加者は、子ども6名、大人10名の参加でした。

ありがとうございました。

次回の子どもサミットにも乞うご期待!

 

 

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