ラウンドテーブル・ディスカッション『東日本大震災における外部支援の検証と現地市民社会の力量形成』に参加しました


ブーちゃん報告image

 
ワールド・ビジョン・ジャパンさんと日本NPOセンターが合同で2012年から2年間、被災地の60以上の団体を対象に行ってきた組織基盤強化プロジェクトに当団体も参加させてもらっていました。
今回、東京大手町で開かれたプロジェクトの検証と、外部支援・現地市民社会をテーマにラウンドテーブル形式で討議する席に当団体代表おんちゃんししょうが参加しました。

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このプロジェクトはNPO団体の代表または時期リーダー候補を対象に「NPOの組織力向上」を目的として行われてきました。
特徴は全国のNPO・市民活動で第一線で活躍している方が、研修生1人ひとりにメンターとして割り当てられるというシステムです。
NPOの代表や事務局長は、日常的にたくさんの問題を解決する立場であるのに、なかなか相談できる相手がおらず、だんだん摩耗し、疲れてしまうというのがどの団体でも共通した課題のようです。
にじいろクレヨン(おんちゃんししょう)には大分県の山下茎三さんがメンターとしてついて下さっていました。外部からの客観的な目線のアドバイスや、親身になって相談にのっていただき、本当に心強い存在です。

さて、ラウンドテーブル・ディスカッションの方ですが、「外部支援団体と現地市民団体」の温度差が浮き彫りになっていたように思います。

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被災地が何に困っているのか調査するために急いでいた外部支援団体と、一体誰を信用したらいいのかわからず戸惑っていた現地市民団体との温度差や、都会と田舎のペースの違いが引き起こすすれ違いなど、「今だから冷静に話せるけど、当時は無我夢中だった」という意見が印象的でした。
今回の学び。何かひとつのプロジェクトを起こすときは、あらかじめ着地点や評価方法を決めて、きちんと振り返る時間をとることが大切。

今後に学びを活かしていきたいと思います!。

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