目には見えない大切なこと

～ひでさん報告～

今日は旭化成パワーデバイスで活動してきました。

 

旭化成パワーデバイスでは、活動前に次回の活動のチラシを

ポスティングします。

そのため、活動時間より早めに行ってポスティングを

するのですが、集会所に行くとkちゃんが来ていました。

 

前回はにじいろクレヨンに遊びに来なかったので、

どうしたのかと聞いてみたら、

『風邪ひいちゃってさー、だから行けなかったんだー』

とのことでした。

旭化成パワーデバイスは月二回の活動のため、一回休むと

次は三週間後ですので、楽しみにしていたそうです。

ということでしたので、ポスティングは活動後ということに

なり、みんなで絵本を読みました。

 

絵本の中に隠し絵があり、これを探しながら

読んでいくものです。

神話や、伝記、おとぎ話などたくさんモチーフがあり

楽しさ満載です。

 

少しづつこどもたちが集まってくると外でオニゴッッコなどが

はじまりました。

 

中ではずんだ会が行われました。

旭化成パワーデバイスでは、大人の方も

参加いただいています。

今回も7人もの方が参加してくださり、ビーズ作りをしながら

お話に花が咲いていました。

 

旭化成パワーデバイスでの活動は最初の頃と比べると

変化が起きています。

最初の頃はやはりこどもたちが多かったのですが、

大人の方も参加してくださるようになりました。

大人の方が参加し始めていた頃は、周りでこどもたちが

騒いでいると、『うるさい、静かにしなさい』と、

怒って注意していたのですが、参加回数が増えるに連れて、

注意の仕方に変化が出てきました。

怒って注意するのではなく、見守りながら、危険なこと、

人に迷惑をかけそうな時注意をしてくださるように

なりました。

 

これは、みんなが参加して集まって、少しづつ関係性が

生まれて、信頼関係が構築されていった結果なのだと

思います。

先の見えない仮設住宅での暮らしの中で、

暖まりある人間関係なのかな、と思いました。

 

こどもたちも、大人たちも、にじいろクレヨンに

参加する時は、お友達同士声を掛けて来るそうです。

そのお友達もにじいろクレヨンがきっかけとなって

できたそうです。

 

目に見えない小さな結果ですが、そういうものほど

大切なような気がした活動でした。

 

今回のボランティアは、みかん、ひで、ぽんちゃんでした。